デンキ街の本屋さん 作者:水あさと 掲載:月刊コミックフラッパー 期間:2011- 巻数:既刊13巻 評価:★★★★☆ Amazonで詳細を見る |
おそらく、とら○あなをモデルとしてるであろう書店で働く男子店員3名と女性店員4名を中心とした物語で、同人誌や成人・BL漫画などを扱う書店の実態(?)をコメディタッチに描く。
あらすじ
物語性は特にないが、7人の若者達が徐々に関係性を深めていく中で、お互いを好きになりすれ違い、はたまた過去の恋人が現れて一悶着あったりと、恋愛関係を発展させていく。しかしドロドロした感じはなく、ちょうどいい具合に恋愛対象が被ったりせず、ほのぼのと話は進行する。感想
特殊な社会を舞台にしてるだけあって、キャラクターは皆個性的である。主人公の海雄は、ずばぬけたコミュニケーション能力を除けば一見平々凡々としているが、マニア度の高さが異常で語りだすと止まらないタイプのアレである。
最も長く「うまのほね」に務めているカントクは、リーダー的役割の二枚目である。
ソムリエはガタイがよく長身そして無口である。漫画全般への造詣が深く、一目見ただけでその人にぴったりの漫画を推薦できるという、ソムリエ体質を持つ。
ひおたんはメンバー唯一の非オタクだが、新しい世界に挑戦しようと日々奮闘中のがんばりさんである。ちなみにひおたんは、巨乳で可愛らしく、ドジっ子で、カントクとくっつきそうな感じである。
有名同人作家である先生は、才女であるが身なりや生活など全てがだらしなく、女子力が極めて低いキャラクターである。しかし海雄への恋心に気づいてからは、もっぱら女子力向上に奮闘中。
腐ガールは唯一の高校生店員で、高校生という若さながらゾンビマニアという妙な道を歩んでいるちょっと残念な女の子である。この子は、ソムリエと何か不思議な関係性を築きつつある。
カメ子は、カメラマニアという書店店員としては妙な位置のキャラクター。恥ずかしがり屋なので、一歩引いて皆の恥ずかしい写真を撮る役割に徹している。
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